濃いところから時間をかけて落とす楽しみ。
デニムの忠実な色味を目指したピュアインディゴ。糸を芯まで染めないことで、履き古していくうちによりリアルなユーズド感を得ることができます。

色味
F.F.G.のデニムカラーは、ピュアインディゴ。デニムの忠実な色味を目指して染色しました。
染色では洗浄薬剤を抑えて、電解水で洗うことで環境への負荷を軽減。環境に配慮した染色を行っています。

染め
よりリアルで深みのあるデニムに育つよう染め方にも工夫が施されています。
表面はインディゴ、内側にあえて白を残しました。
糸を芯まで染めないことで、履き古していくうちによりリアルなユーズド感を得ることができます。

しっかりしているのに、驚くほど柔らかい。
通常のデニムに比べて柔らかい糸を使い、しっかり目を詰めて旧式織機で織ることで、デニムとは思えない抜群の肌触りを実現。

糸
糸の縒り（ねじり回数）をわざと甘くし、さらに『コンパクト』と呼ばれる空気の力で糸を抑え込む特殊な技術で紡績を行うため、ケバが出にくい生地ができあがります。※紡績＝糸をつむぐこと

織り
贅沢に柔らかい糸を目を詰めて織っています。生地に心地よいハリと柔らかさを持たせました。
ぜひ体感していただきたいのは、裏生地の肌触り。生地が細かくしっかりしているため、耐久性も高く、抜群の履き心地を実現しました。

福山で1973年創業。ヴィンテージデニムなどの縫製工場「ＮＳＧ」が効率を重視した最新のミシンでなく、アメリカで70年～80年代に使われていたアンティークミシン「UNION SPECIAL」を使用。
0.72cmという特殊な縫い間隔は、履くほどに味わい深さを増す特別な一本を生み出します。
※通常ミシンの縫い間隔は0.6cm。
体の丸みをコンセプトに、フィット感のある縫い仕上げを施しました。

後ろポケット
より自然な仕上がりにするため、細部にこだわりました。工業用のアイロンだと圧力が強すぎるため、特殊なアイロンで温度を調節、さらに部分的にアイロンの温度を変えることで、ポケットに立体感を持たせました。

ジッパー部分
ジッパーの上げ下げで、部分的に生地にダメージが出ることがあります。 糸が切れてしまい、せっかくいい風合いになってきたのに…とがっかりしてしまったことありませんか？ F.F.Gは、生地が擦れても先に糸が切れてしまうのを防ぐ特殊な縫製をしています。 さらに、『コア糸』と呼ばれる綿糸にポリエステルをコーティングしている糸を使っているため、糸が切れにくくなっています。 どんどん洗って、長く色落ちを楽しんでください。

ウェスト、内側の縫継部分
パッカリング（縫製時に発生する縫い合わせ部分のシワ）、キセ（内側の縫継部分）と呼ばれる段差部分をわざと、せり出すよう大きめに作られています。 一般的なデニムに比べて、色落ちの雰囲気が大胆になり『あたり映え』を楽しんでいただけるよう縫製しました。 最初は新品のハリ感を、そこから時間をかけて１年後。 あなただけの履き古した完成品を目指していただくことこそが、F.F.G.の醍醐味です。

パッチ部分、刺繍
スッキリとした印象の紙パッチを採用。 ワンポイントの刺繍は、自己主張し過ぎないワインレッド。 テイストを守りつつもシンプルで。 どんな服にも合わせやすいデザインです。

広島県福山市の企業10社の歴史に裏打ちされた技術の集結のもと生まれた製品です。
シルエットは、ST01.02（ストレート）TP01.02（テーパード）と2種類あり、現在創業127年、日本で唯一のロープ染織専門の企業（株）坂本デニムの染織技術により、デニム特有の色落ちが生まれ、篠原テキスタイルで織られた生地は、横糸に柔らかい糸を使うことにより15ozとは思えないほど着心地のいい柔らかい生地が生まれました。（株）NSGにて、ヴィンテージミシン（union square）を随所に多用することにより、製品に表情をつくりだし、着用すればするほど生まれてくる経年変化を最大限に生かされるように、あたり映えする縫製を施しました。（株）高橋ネームにて、中世ヨーロッパの手工業組合をモチーフにしたguild刺繍を施し、（株）アシナにて、OWをする事により、より柔らかい着心地、表情が生まれました。

コインポケットにguild刺繍を施し、バックポケットは大きめ設定され、ヴィンテージジーンズに施されている隠しカンドメによる補強をし、フロントループは右側が2本になっており、1本はguildのエンブレムを掲げるためのポールを意味し、また修理の際にも使用する事が可能で、シルエットは、正統派ストレートと膝から下が、細くなっているテーパードタイプの2種類。